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【ネタバレあり】映画「鬼滅の刃無限列車編」感想とレビュー!見どころ紹介!

2019年4月にTVシリーズが放送されて以来、爆発的な人気を誇るアニメ『鬼滅の刃』。鬼によって家族を失い、生き残った妹も鬼になってしまった少年・竈門炭治郎が、妹を元に戻すため鬼と激闘を繰り広げる作品です。公開3日で興行収入46億円を突破した劇場版のネタバレ、感想を紹介しましょう!

 

劇場版「鬼滅の刃無限列車編」あらすじ

 

炭治郎は、次の任務のために同期の我妻善逸や嘴平伊之助らと無限列車に乗り込みます。

 

無限列車では鬼が現れ、短期間のうちに40人以上が行方不明になっていました。

 

無限列車には鬼殺隊の精鋭の一人、炎柱・煉獄杏寿郎が乗り込んでおり、彼と合流して鬼と戦うことになったのです。

 

車内を警戒する炭治郎達ですが、十二鬼月の下弦の壱である魘夢の罠にはまってしまいます。

 

果たして炭治郎達は罠から脱し、魘夢を倒すことができるのでしょうか? 

 

ここから先はネタバレを含みます。映画『鬼滅の刃 無限列車編』をまだご覧になっていない方、ストーリーの結末を知りたくない方はご注意ください。

 

劇場版のストーリーをネタバレ

 

忍び寄る敵の罠

 

車内で炭治郎は煉獄に蜘蛛の鬼・累との戦いで、竈門家に伝わるヒノカミ神楽が技に転用できた理由を知っているか尋ねました。

 

知らないと答えた煉獄に肩を落とす炭治郎ですが、煉獄は「俺の継子になるといい 面倒を見てやろう!」と炭治郎達を巻き込みます。

 

そこに切符を確認しに車掌がやってきました。

 

すると突然明かりが消え、炭治郎は嫌な臭いを感じ取ります。

 

そこに大きな鬼が現れ、煉獄は一撃で鬼の首を斬り落としました。

 

もう1匹鬼がいると察知した煉獄は前方車両に向かいます。

 

そして一瞬で相手の懐に飛び込み、鬼の首を断ちました。

 

鮮やかな手さばきに感動した炭治郎達は煉獄に弟子入り志願。煉獄は嬉しそうに受け入れます。

 

しかしこれは、十二鬼月・魘夢の血鬼術によって見せられている夢だったのです。

 

夢から醒めない炭治郎達

 

そして煉獄だけでなく炭治郎、善逸、伊之助も眠らされ、夢を見せられていました。

 

魘夢は、手下にした人間を縄で夢の中に侵入させ、無意識内にある「精神の核」を壊して、廃人にさせようと企んでいたのです。

 

そうとも知らず、夢の中で炭治郎は亡くなったはずの家族と再会し、家族水入らずの一時を過ごします。

 

一方、善逸は夢の中で禰豆子と二人っきりで川越えに。伊之助は洞窟内を子分のポン次郎、チュウ逸、ネズコと冒険を繰り広げ、敵である列車と戦う夢を見ていました。

 

煉獄は、父に炎柱になったと報告しましたが、父親に冷たくされてしまいます。

 

彼の父親はかつて柱に選ばれたほどの実力の持ち主でしたが、突然剣士を辞めていました。

 

たった一人の親である父親が変わってしまったことで弟が心配になった煉獄は、弟に剣を教えることにしたのでした。

 

その夢に魘夢の手先の少女が入り込み、夢と無意識の境界を千枚通しで貫きます。

 

少女は赤い精神の核を見つけ、攻撃を試みますが、寝ているはずの煉獄が彼女の首を掴んで食い止めました。

 

一方、炭治郎は水を汲みに行った時、水面に映った自分に「これは夢だ。起きて戦え」と呼びかけられ、鬼の罠にはまったことに気づきます。

 

しかしどうすれば目覚めることができるのか分かりません。

 

炭治郎、突破口を開く!

 

一方、唯一起きていた禰豆子は、寝ている炭治郎を起こそうと頭突きしましたが起きません。

 

もう一度頭突きをした際に、血鬼術が発動します。

 

夢の中で禰豆子の血のにおいを感じた炭治郎は、出口を探そうとしました。

 

そこに、鬼になる前の禰豆子や家族が炭治郎の前に現れます。

 

炭治郎はずっとここで暮らしていたいと一瞬思いましたが、家族に謝りながら走り出しました。

 

かすかに匂う鬼の臭いを頼りに出口を探す炭治郎。

 

出口が見つからず困っていた時、「切るべきものはもうある」という父の声が聞こえます。

 

夢の中の死が現実の目覚めにつながると気づいた炭治郎は、意を決して自分の首を日輪刀で斬り、目覚めたのです。

 

炭治郎は、自分たちの腕が知らない少年少女と縄で繋がれているのに気づきます。

 

日輪刀で斬ることが危険だと察知した炭治郎は、禰豆子に焼き切ってもらいましたが、煉獄達は目覚めません。

 

そこに煉獄と繋がっていた少女が千枚通しで攻撃してきます。

 

炭治郎は少女達を気絶させました。

 

鬼を探すため炭治郎は鬼の匂いが強い先頭車両に向かいます。

 

先頭車両の屋根の上で、炭治郎は魘夢を見つけたのです。

 

魘夢は、炭治郎の耳飾りから、彼が無惨が殺すよう言っていた少年だと気づき、彼を殺せば無惨から血を貰えると喜びます。

 

魘夢は炭治郎に催眠の血鬼術をかけて、何度も彼を眠らせましたが、その度に夢の中で自らの首を斬り、必ず目覚めるのです。

 

やがて魘夢は焦り、鬼に殺された家族や亡くなった父が鬼から守れなかった炭治郎を責める悪夢を見せました。

 

「俺の家族がそんなこと言うはずない!」と激怒した炭治郎は、水の呼吸 拾の型・生生流転」を放ち、魘夢の首を攻撃しました。

しかし、首を斬っても手ごたえを感じられません。

 

魘夢は無限列車と融合し、200人の乗客全員が人質にされてしまったのです。

 

炭治郎は、200人の乗客を守りながら、列車のどこかにある魘夢の首を見つけなくてはなりません。

 

魘夢との激闘

 

やがて伊之助、煉獄も眼を覚まし、眠っている善逸も加勢します。

 

先頭車両に着いたふたりは頸の骨を見つけ斬りますが、触手に阻まれました。

 

やがて触手に無数の目玉が現れ、目が合った瞬間に炭治郎は夢の中へ行ってしまいます。

 

炭治郎は決して挫けず、夢の中で自分の首を斬って目覚めます。

 

眠りと目覚めを繰り返していくうちに夢か現実か区別が付かなくなっていた炭治郎を、伊之助が助けました。

 

すると突然、車掌が炭治郎の脇腹を刺しました。

炭治郎は車掌をとっさに気絶させます。

 

そして、伊之助は「獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き」で、首の骨をさらけ出し、炭治郎の「ヒノカミ神楽 碧羅の天」が炸裂。

 

炭治郎の技によって車両は真っ二つに。

 

首を斬れた魘夢は激しくのたうちまわって列車は脱線し、炭治郎と伊之助は車外に放り出されてしまいます。

 

魘夢は「俺は死ぬのか?悪夢だ」と言って消滅していったのでした。

 

上弦の鬼と柱の凄まじい戦い

 

重傷を負った炭治郎ですが、煉獄が駆けつけ、全集中で傷口を止血する方法論を教えました。

 

そこに轟音を立て、新たな鬼、上弦の参・猗窩座が現れます。

 

煉獄が猗窩座の腕を真っ二つに斬りますが、猗窩座は斬られた腕をくっつけました。

 

凄まじい圧迫感と再生力の高さに炭治郎達は圧倒されます。

 

猗窩座は、煉獄に「鬼にならないか」と誘いました。

 

煉獄は「如何なる理由があろうとも鬼にならない」と断ります。

 

答えを聞いた猗窩座は、煉獄を殺すと宣言。

 

炭治郎が目で追えないほどの速さで、激しい攻防が始まります。

 

加勢しようとする炭治郎を察知した煉獄は

「動くな!!傷が開いたら致命傷になるぞ!」と命令しました。

 

2人の実力は互角。

 

しかし猗窩座は攻撃してもすぐ再生される一方、煉獄は戦う度に左目が潰れ、肋骨が折れ、内臓も損傷するなど満身創痍になってしまいます。

 

人間は鬼より脆く、どう足掻いても人間に鬼は勝てないと言い放つ猗窩座。

 

それでも煉獄は諦めません。

 

煉獄は炎の呼吸の奥義「玖の型 煉獄」を放ち、猗窩座も「破壊殺・滅式」で迎え撃ちます。

 

凄まじい轟音を放ちながらぶつかる両者の技。

 

土ぼこりが晴れた後、猗窩座の右腕によってみぞおちを貫かれている煉獄の姿がありました。

 

それでも煉獄は日輪刀を振るい、猗窩座の首を斬ろうと力を込めます。

 

煉獄は幼き日に母が「弱い人を助けるのは、強く生まれた人の責務であることを決して忘れないように」という言葉を思い出します。

 

最後の力を振り絞る煉獄。

夜明けが近づき、逃げようとする猗窩座を抑えます。

 

しかし猗窩座は腕を切って抜け出し、太陽の光を避けて森に逃げ込みました。

 

戦いの果てに

 

炭治郎は自分の不甲斐なさと、煉獄へ敬意を込めながら、「誰も死なせず守り抜いた煉獄の勝利、猗窩座の負けだ」と叫びます。

 

煉獄は炭治郎を呼び、最後の言葉をかけました。

 

彼の生家にある歴代の炎柱が残した手記に、ヒノカミ神楽の情報が記されているかもしれないこと。「弟に心のまま先に進むように。父に、体を大切に。」と遺言を伝えました。

 

そして、炭治郎には「禰豆子を鬼殺隊の一

員として認める」と伝え、「君達は鬼殺隊を支える柱となる人だと俺は信じる」と励ます。

 

言葉が出ない炭治郎。

 

煉獄は亡くなった母親の姿を見て、「俺はやるべきことを全うできましたか」と尋ねると、母親は「出来ましたよ」と答えました。

 

その言葉に全て救われたように煉獄は、笑みを浮かべ息を引き取ります。

 

彼のおかげで電車の被害を最小限に抑えたため、乗客は全員無事だと知った炭治郎達。

 

炭治郎は「俺は煉獄さんみたいになれるのかなあ」と不安げに呟きます。

 

そんな弱気な炭治郎に、伊之助は「つまらない事を考えるんじゃない」と言いながら涙を流しました。

 

煉獄の死は、鎹鴉によって他の柱やお館様に伝わります。

彼らは悲しみながらもそれぞれ前に向かって進んでいくしかありませんでした。

 

劇場版の見どころをチェック!

 

本作の見所は、ずばり炎柱・煉獄杏寿郎の生き様です。

 

映画での初登場は、電車内で弁当を一口食べる度に「旨い」を連呼するコミカルな場面でしたが、ストーリーが進むにつれてカッコ良く頼もしく見えてきます。

 

技のレベルが高いのはもちろん、弟想いの優しい一面もあり、母からの教えである「弱い人を守るために戦う」姿勢を貫く姿に、応援せずにはいられません。

 

満身創痍で最後の最後まで諦めずに戦い抜いた姿や、乗客をすべて守りきった姿は、まさにヒーロー。

 

炭治郎達だけでなく、弟子入りしたくなった方も多いのではないでしょうか。

 

死闘の末に自らの命を失うことは覚悟した上で、猗窩座を道連れにしようとした煉獄さんの生き様。

 

炭治郎たちに自分の想いを伝えていく姿は涙なしには見られないでしょう。

 

また、丁寧な作画に加えてカメラワークも上手く、バトルシーンは大迫力。

 

速すぎる戦闘シーンながら一つ一つの動きを躍動感満載にしっかり描いていて、圧倒されること間違いなしです。

 

そして、炭治郎の夢の中では、1話で亡くなったはずの彼の家族が登場し、幸せな夢を見続けたい気持ちと、戦わなくてはいけない使命感に揺らぎそうになる炭治郎に感情移入せずにはいられません。

 

そこで流れる挿入歌『竈門炭治郎のうた』のコーラス版が涙を誘い、映画の中盤だというのにクライマックスさながらの感動を与えてくれます。

 

また、前半から中盤までコミカルなシーンもあり、最初から最後まで中だるみなく見ることができるでしょう。

 

2時間以上の映画ですが、最初から最後まで、心を鷲掴みにされますよ。

 

劇場版の感想とまとめ

 

中だるみなしで、全編盛り上げながらラストまで心を揺さぶらせていく圧巻の劇場版でした。

 

クライマックス以降が切なくて、涙でいっぱいになった方も多いのではないでしょうか。

 

家族想いで、大切な人を守るために戦う点では炭治郎と似ている煉獄さん。

 

彼の想いを受け取った炭治郎が、どのように彼の死を乗り越えて、成長を見せていくのか気になりました。

 

上弦の鬼の段違いな強さに炭治郎がどのように腕を磨いて対抗していくのか、猗窩座と戦うその日が楽しみです。

 

『鬼滅の刃』が好きでまだ映画を見ていない方も、最高レベルの作画と迫力満点のバトル、怒涛の感動ストーリーをぜひ劇場で体感してみてください。

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